出会い系サイトはもう終わってんの？
出会い系サイトがもう過去のもので、終わってるという話を聞いたりしますが、世の中の流れは全く逆に進んでいるようです。SNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）の目的は人と人を結ぶ事にあります。知り合い通しを結ぶだけではなく、これまでなら会うはずのなかった２人を結び付ける事ができるサービスです。
出会い系サイトの歴史
出会い系の歴史は、１９９０年代にさかのぼる事ができます。この時代はまだ携帯電話が普及する前で、パソコンサイトをメインとしたコミュニティやオフ会が元となっていました。ネットを通じて知り合った人達がリアルに会う場所として存在していた時代です。（１９９０年代を第一次出会い系ブームとする見方もあります）
２０００年代に入り、携帯電話が１人１台の時代に突入すると、一気に出会い系サイトが乱立。ドコモのi-modeなど、携帯電話からネット接続が可能になった事で、こうした出会い系サイトは一気に大衆化し、盛り上がりをみせました。
中でも最大手の「スタービーチ」は圧倒的な宣伝効果もあって、1日1,200万アクセス、月間4.5億アクセスを達成。最盛期には売上１２億円を計上するビッグビジネスへと発展していきました。今から１０年ちょっと前の話なので、当時使っていた経験のある人もいるのではないでしょうか。
この当時の出会い系サイトは広告収入をメインとし、多くのサイトは無料で使う事ができました。しかし徐々にサクラや悪徳業者の数が増え、出会い系サイトは危険な場所で、実際には出会いがないと言われるようになり、社会的な信用は失われていったのです。
２００８年、出会い系サイト規制法が厳しくなり、利用者にも年齢確認等の義務化が進み、出会い系サイトの利用者は徐々に減っていきました。
出会い系サイトの将来
２０００年中頃から、SNSが台頭してきてネットでの出会いにも透明性が求められるようになってきました。mixiやFacebookは、人のつながりを実名もしくは実名に近い形でコミュニケーションするアプリとして人気を獲得してきました。
しかし、そもそもいわゆる「出会い系サイト」は、匿名での出会いが目的であり、その出会いの形は秘密の出会いです。一般に言われるSNSとはそもそもの形式も目的も異なるものなのです。
２chに代表されるように日本には匿名文化も元々根付いています。また人間は二面性を持った生き物です（どこかのCEOは人のアイデンティティは１つと言っていますが）。アメリカでも不倫を目的とした「アシュレイ・マディソン」がものすごい勢いで成長し、日本にも進出してきています。サイトの評判は今ひとつのようですが、ともかく人は二面性を持っているものなのです。
こうした事からも、出会い系サイトはその存在意義・目的が他のSNSとは全く違いますので、今後も必要とされるであろう事は疑う余地のない事なのです。
mixiがワイワイシーを買収した話
2013年暮れ、mixiによる出会い系サイト「ワイワイシー」の買収がありました。これは一大事件です。SNSサイトを運営するミクシィが、出会い系サイトを買収したのですから。上でご説明した通り、本来、出会い系サイトとは出会いを秘密にしたい人達が使うサイトであり、一般的にはあまり快く思われていません。そうしたサービスを上場会社が買収した訳ですから、余程の理由があるわけです。
一番の大きな理由は、とにかく売上数字を上げたいという事でしょう。そして株主への責任としては将来性があるのかという部分が重要になります。ワイワイシーは現売上も将来性も、どちらも高いと判断されて買収された訳です。つまり出会い系サイトは、現在利益も生んでいるし、将来性もあるとの判断を下されている存在だという事が、お分かり頂けると思います。
熟女が出会い系にドンドン進出する訳
通信・ツールの進化が出会い系を後押しする理由
出会い系サイトの可能性は計り知れません。それはスマートフォンの普及によって、さらに加速しています。これまでよりもネットに接続する事が簡単になり、操作性も簡単で便利になったからです。
暇な時に誰かと話がしたいというニーズは昔からありました。そして知り合いには言えない事を語りあったり、時には知らない人だからこそ、割り切ってできる事もありました。そうしたニーズをテクノロジーは、可能にしてきたのです。今後もさらにテクノロジーは進化を続け、人が持つニーズを叶えるためのサービスが開発されていくでしょう。人に欲望がある限り。 そしてその欲望は、これまで実現するのが難しかった人種には、最適なサービスとなっているのです。
環境弱者が楽しめる時代！
これまで叶えられなかった、見えない欲望がドンドン表面化している時代です。出会い系サイトが誕生した頃に、人が群がったように、人は秘密の出会いを欲求として持っていました。そして今、これまで押さえ込まれていた欲求が爆発しかけているのが、「熟女の欲求」なのです。
これまで、熟女世代の女性は家庭に入っていたり、仕事をしている熟女さんでも男性に相手にされなかったりと、出会いに飢えていました。しかしなかなかその欲求を満たす方法がなかったのです。なかったわけではありませんが、世間一般に認知されていなかったので、出会い系サイトの存在というのは、熟女さん達の選択肢の中にはなかったというのが正確でしょうか。
それが今や出会い系サイトが一般的なものとなり、５０万人（優良な９サイトの合計会員数）の熟女世代が出会い系に登録している時代となりました。
つまりこれまで、出会い系という便利で簡単に出会えるサービスを使ってこなかった、熟女世代が押し寄せているのです。熟女さん達の中には、ずっとあったニーズです、『新しい出会いがしてみたい、恋愛してみたい、女である事を認識したい、女としての価値を試したい』、でも今の生活を壊したくはない。そうしたニーズを叶えるのが出会い系サイトだったのです。
こうした今、出会い系サイトにはたくさんの熟女が押し寄せているのです。今後もその勢いはとどまらないでしょう。ラブサーチなどは、すでに女性会員が男性会員数を追い抜く逆転現象も起こっています。ドンドン熟女さんが欲望をさらけ出して、活動的になっている、それが現代なのです。
まとめ
- 上場企業が買収するくらい、出会い系サイトは盛り上がっている
- 今後もテクノロジーの進化とともに出会い系サイトは盛り上がっていく
- 出会いを求めた熟女の参加は今後も加速する
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